金具のない部分入れ歯=ノンクラスプ義歯は、金属製の金具の代わりに、樹脂で義歯を支える構造です。金具ではなく歯肉に近い色の素材を使用するので、口を開けたときの見た目の良さから多くの患者様に選ばれています。
柔軟性に富んだ素材で歯茎や周りの健康な歯への負担が軽減されます。

ノンクラスプ義歯の
メリット・デメリット
メリット
- 金属の部分がなく自然な仕上がり
- 健康な歯への負担が少ない
- 金属アレルギーの方も利用できる
- インプラントの手術が困難な方にも対応できる
(健康状態などの事情で手術できない方)
デメリット
- 自費診療のため保険の治療に比べ高額
- 症状によっては使用できない場合がある
当院では事前のカウンセリングにてデメリットについて説明し、ご理解いただいた上で治療に進めます
歯周病対策にも効果的

金具は複雑な形をしてるため、食べかすがたまりやすく、歯周病菌をはじめとした雑菌の繁殖など衛生面での問題があります。
ノンクラスプ義歯は樹脂製なので、周りの歯や歯茎に対して密着感があり、口腔内をより衛生的に保つことができます。
治療例
口を開けたとき、どうしても見えてしまう金属部分を気にされていた患者様の治療例です。
個人差もありますが3回程度の診療で、人前で自然に笑えるようになったとお喜びいただいています。
保険の義歯
同じ症例でのノンクラスプ義歯
費用について
ベーシックタイプ | 165,000円 |
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金属プレート使用 | 330,000円 |
シリコンを張り付ける場合 | 55,000円加算 |